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小3算数2

大きい数とかけ算の筆算

一万をこえる数のしくみと、2けた×1けた・2けた×2けたの筆算をまなびます。

大きい数のしくみ

1000 を 10 こあつめた数を「一万」といい、1000010000 と書きます。数は右から、一のくらい、十のくらい、百のくらい、千のくらい、一万のくらい、とならんでいます。どのくらいも、10 こあつまると 1 つ上のくらいに上がります。これが数のしくみのいちばんだいじなきまりです。

くらいのしくみ

10 が 10 こで 100。100 が 10 こで 1000。1000 が 10 こで 10000(一万)。

どのくらいも「10 こあつまると、1 つ上のくらいに上がる」というきまりになっています。

れい題 1(大きい数の読み方)

36524 は、どう読みますか。

解き方

右から 4 つで区切って考えると、いちばん左の 3 は一万のくらいの数字です。

一万が 3 こ、千が 6 こ、百が 5 こ、十が 2 こ、一が 4 こなので、「三万六千五百二十四」と読みます。

大きい数は、一のくらいから「一、十、百、千、万」と、くらいをたしかめながら読むとまちがえません。

一万より大きい数もつづきます。10000 を 10 こあつめると「十万」、十万を 10 こあつめると「百万」、百万を 10 こあつめると「千万」です。そして 1000 万を 10 こあつめた数を「一おく」といいます。

数の大きさをくらべるときは、まず、けたの数をくらべます。けたが多いほうが大きい数です。けたの数が同じときは、いちばん大きいくらいの数字から、じゅんにくらべていきます。大きさは「大きい > 小さい」のように、ひらいたほうを大きい数にむけた記ごうで書き表します。

れい題 2(数の大小)

32500 と 32180 では、どちらが大きいですか。記ごうを使って書きましょう。

解き方

どちらも 5 けたなので、大きいくらいからじゅんにくらべます。

一万のくらいはどちらも 3、千のくらいはどちらも 2 で同じです。百のくらいは、32500 が 5、32180 が 1 なので、32500 のほうが大きいとわかります。

32500>3218032500 > 32180

つぎに、数を 10 倍・100 倍したり、10 でわったりしてみましょう。25 を 10 倍すると、25 が 10 こ分なので 250 です。どの数字も、くらいが 1 つずつ上がっています。

25×10=25025 \times 10 = 250

100 倍は「10 倍の 10 倍」なので、くらいが 2 つ上がります。ぎゃくに、一のくらいが 0 の数を 10 でわると、くらいが 1 つずつ下がります。

300÷10=30300 \div 10 = 30

10倍・100倍・10でわった数

10 倍すると、くらいが 1 つ上がり、右はしに 0 が 1 こつきます。

100 倍すると、くらいが 2 つ上がり、右はしに 0 が 2 こつきます。

一のくらいが 0 の数を 10 でわると、くらいが 1 つ下がり、右はしの 0 が 1 ことれます。

3けた・4けたのたし算とひき算の筆算

けた数が多いたし算やひき算は、「ひっ算」で計算します。ひっ算とは、数をくらいごとにたてにそろえて書き、一のくらいからじゅんばんに計算するやり方です。くらいさえそろえれば、何けたになっても、やることは同じです。

ひっ算のやくそく

1. くらいをたてにきちんとそろえて書く
2. 一のくらいから、じゅんに計算する
3. 10 になったら、1 つ上のくらいに 1 くり上げる(たし算)
4. ひけないときは、1 つ上のくらいから 10 かりてくる(ひき算)

れい題 3(たし算のひっ算)

356 + 287 をひっ算で計算しましょう。

解き方

くらいをそろえて書き、一のくらいから計算します。

一のくらい: 6+7=136 + 7 = 13。3 を書いて、1 を十のくらいにくり上げます。

十のくらい: 5+8=135 + 8 = 13、くり上げた 1 をたして 14。4 を書いて、1 を百のくらいにくり上げます。

百のくらい: 3+2=53 + 2 = 5、くり上げた 1 をたして 6。6 を書きます。

356+287=643356 + 287 = 643

答えのたしかめは、ひき算でします。643287=356643 - 287 = 356 で、もとの数にもどるので正しいとわかります。

れい題 4(ひき算のひっ算)

402 − 178 をひっ算で計算しましょう。

解き方

一のくらい: 282 - 8 はひけません。十のくらいが 0 なので、百のくらいから 10 かりてきます。百のくらいの 4 は 3 になり、十のくらいは 10 になります。つぎに十のくらいから 10 かりてくると、十のくらいは 9 になり、一のくらいは 12 になります。128=412 - 8 = 4

十のくらい: 97=29 - 7 = 2

百のくらい: 31=23 - 1 = 2

402178=224402 - 178 = 224

たしかめは、たし算でします。224+178=402224 + 178 = 402 で、もとの数にもどるので正しいとわかります。

たし算の答えはひき算で、ひき算の答えはたし算でたしかめられます。テストのときも、さいごに 1 回たしかめる習かんをつけましょう。

かけ算の筆算(2けた×1けた・3けた×1けた)

12 こ入りのあめを 4 ふくろ買うと、あめはぜんぶで 12×412 \times 4 こです。12 を 10 と 2 に分けて考えると、

10×4=40,2×4=810 \times 4 = 40, \quad 2 \times 4 = 8

なので、あわせて 48 ことわかります。かけ算のひっ算は、この「くらいごとに分けてかけて、あとであわせる」という考え方を、たてにならべて書いたものです。

かけ算のひっ算のしかた

1. くらいをそろえて書く
2. 一のくらいの数字からじゅんに、かける数をかける
3. 答えが 10 をこえたら、上のくらいにくり上げて、つぎの計算の答えにたす

れい題 5(2けた×1けた)

38×438 \times 4 をひっ算で計算しましょう。

解き方

一のくらい: 8×4=328 \times 4 = 32。2 を書いて、3 を十のくらいにくり上げます。

十のくらい: 3×4=123 \times 4 = 12、くり上げた 3 をたして 15。15 を書きます。

38×4=15238 \times 4 = 152

たしかめ: 38 を 30 と 8 に分けると、30×4=12030 \times 4 = 1208×4=328 \times 4 = 32 で、120+32=152120 + 32 = 152。同じ答えになるので正しいです。

れい題 6(3けた×1けた)

236×7236 \times 7 をひっ算で計算しましょう。

解き方

3 けたになっても、やることは同じです。一のくらいからじゅんにかけます。

一のくらい: 6×7=426 \times 7 = 42。2 を書いて、4 を十のくらいにくり上げます。

十のくらい: 3×7=213 \times 7 = 21、くり上げた 4 をたして 25。5 を書いて、2 を百のくらいにくり上げます。

百のくらい: 2×7=142 \times 7 = 14、くり上げた 2 をたして 16。16 を書きます。

236×7=1652236 \times 7 = 1652

たしかめ: 200×7=1400200 \times 7 = 140030×7=21030 \times 7 = 2106×7=426 \times 7 = 42 で、1400+210+42=16521400 + 210 + 42 = 1652。正しいです。

かけ算の筆算(2けた×2けた)と暗算のくふう

こんどは、かける数も 2 けたのかけ算です。たとえば 23×3423 \times 34 は、かける数の 34 を 30 と 4 に分けて考えます。

23×4=92,23×30=69023 \times 4 = 92, \quad 23 \times 30 = 690

この 2 つをあわせれば答えになります。ひっ算では、この 2 つの計算を上下にならべて書きます。

2けた×2けたのひっ算のしかた

1. まず、かける数の一のくらいの数字をかけて、答えを書く
2. つぎに、かける数の十のくらいの数字をかけて、答えを左へ 1 けたずらして書く(十のくらいの数をかけたので、答えは十が何こ分かを表しているからです)
3. さいごに、2 つの答えをたす

れい題 7(2けた×2けた)

23×3423 \times 34 をひっ算で計算しましょう。

解き方

まず、かける数 34 の一のくらいの 4 をかけます。

23×4=9223 \times 4 = 92

つぎに、十のくらいの 3 をかけます。23×3=6923 \times 3 = 69 ですが、これは「23 が 30 こ分」つまり 690 のことなので、69 を左へ 1 けたずらして書きます。

さいごに 2 つをたします。

92+690=78292 + 690 = 782
23×34=78223 \times 34 = 782

たしかめ: 23 を 20 と 3 に分けると、20×34=68020 \times 34 = 6803×34=1023 \times 34 = 102 で、680+102=782680 + 102 = 782。同じ答えなので正しいです。

れい題 8(くり上がりのある2けた×2けた)

57×4657 \times 46 をひっ算で計算しましょう。

解き方

一のくらいの 6 をかけます。7×6=427 \times 6 = 42 で 2 を書いて 4 をくり上げ、5×6=305 \times 6 = 30 に 4 をたして 34。

57×6=34257 \times 6 = 342

十のくらいの 4 をかけます。7×4=287 \times 4 = 28 で 8 を書いて 2 をくり上げ、5×4=205 \times 4 = 20 に 2 をたして 22。57×4=22857 \times 4 = 228 を左へ 1 けたずらして書きます(2280 のことです)。

さいごにたします。

342+2280=2622342 + 2280 = 2622
57×46=262257 \times 46 = 2622

たしかめ: 57×50=285057 \times 50 = 285057×4=22857 \times 4 = 228 で、2850228=26222850 - 228 = 2622。正しいです。

さいごに、暗算のくふうです。数をうまく分けたり、きりのよい数にかえたりすると、頭の中だけで計算できることがあります。

たとえば 48×248 \times 2 は、48 を 40 と 8 に分けて 80+16=9680 + 16 = 9625×1225 \times 12 は、25×4=10025 \times 4 = 100 を先につくると、100×3=300100 \times 3 = 300 とすぐにわかります。99×599 \times 5 は、99 を「100 より 1 小さい数」と考えて、100×55=495100 \times 5 - 5 = 495 と計算できます。

暗算のくふう

・数を、くらいごとに分けて計算する(48 なら 40 と 8)

25×4=10025 \times 4 = 100 のような、きりのよい組み合わせを先につくる

・99 のような数は、「100 より 1 小さい」と考えて、あとで 1 こ分をひく

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