みんなの教科書GitHub

小3算数3

小数と分数

0.1や1/10の意味、小数・分数のたし算とひき算をまなびます。

小数 ― 0.1ってどんな数?

水のかさをはかったら、1Lと、1Lにたりないはしたが出ることがあります。1や2のような整数だけでは、このはしたの大きさを表せません。そこで、あたらしい数のしくみを使います。

1Lを同じ大きさに10こに分けます。その1こ分のかさを 0.10.1 L と書き、「れい点一リットル」と読みます。じつは、0.10.1 L は 1dL と同じかさです。

0.1の意味

1を同じ大きさに10こに分けた1こ分が 0.10.1 です。

0.10.10.50.51.81.8 のような数を小数といい、「.」を小数点といいます。小数点の左は一のくらい、右は小数第一位(0.1のくらい)です。

小数は「0.10.1 が何こ分か」で考えると、しくみがよく分かります。たとえば 0.30.30.10.1 が3こ分です。1.81.8 は、1が1こと 0.10.1 が8こ分、つまり 0.10.1 が18こ分の数です。

れい題 1

2.42.4 は、どんな数といえますか。「0.10.1 が何こ」を使って答えましょう。

解き方

2.42.4 は、1が2こと、0.10.1 が4こをあわせた数です。

1は 0.10.1 が10こ分なので、1が2こで 0.10.1 が20こ分。それに4こをたして、2.42.40.10.1 が24こ分の数です。

小数の大小は、数直線をイメージするとよく分かります。数直線では、右にある数ほど大きい数です。0.90.91.21.2 では、0.90.9 は1より左、1.21.2 は1より右にあるので、1.21.2 のほうが大きい数です。

0.10.1 が何こ分かでくらべることもできます。0.90.9 は9こ分、1.21.2 は12こ分だから、1.21.2 のほうが大きいのです。

小数のたし算・ひき算

小数のたし算・ひき算は、「0.10.1 が何こ分か」で考えれば、いままでの整数の計算と同じようにできます。

たとえば 0.4+0.30.4 + 0.3 は、0.10.1 が「4こと3こで7こ」だから 0.70.7 です。

小数の計算のしかた

0.10.1 をもとにして、0.10.1 が何こ分かで計算します。

0.10.1 が10こ集まると1になることに気をつけましょう。

れい題 2(くり上がりのあるたし算)

0.6+0.70.6 + 0.7 を計算しましょう。

解き方

0.10.1 が何こ分かで考えます。6こと7こをあわせると13こです。

0.10.1 が13こ分は、10こで1、のこり3こで 0.30.3 だから、あわせて 1.31.3 です。

0.6+0.7=1.30.6 + 0.7 = 1.3

れい題 3(くり下がりのあるひき算)

1.30.51.3 - 0.5 を計算しましょう。

解き方

1.31.30.10.1 が13こ分、0.50.50.10.1 が5こ分です。

13こから5こをとると、のこりは8こ。0.10.1 が8こ分だから 0.80.8 です。

1.30.5=0.81.3 - 0.5 = 0.8

2.5+1.32.5 + 1.3 のような計算も、一のくらいどうし、小数第一位どうしをそれぞれ計算すればできます。2と1で3、0.50.50.30.30.80.8、あわせて 3.83.8 です。くらいをそろえて計算することが大切です。

分数 ― 1/3や2/5ってどんな数?

1mのテープを、同じ長さに3つに分けます。その1つ分の長さを 13\frac{1}{3} m と書き、「三分の一メートル」と読みます。2つ分なら 23\frac{2}{3} m です。

このように、1を同じ大きさにいくつかに分けた、いくつ分かを表す数を分数といいます。

分母と分子

25\frac{2}{5} の、下の数5を分母、上の数2を分子といいます。

分母は「1を同じ大きさに何こに分けたか」、分子は「その何こ分か」を表します。25\frac{2}{5} は、1を5こに分けた2こ分、つまり 15\frac{1}{5} が2こ分の数です。

れい題 4

1Lの水を、同じかさに4つに分けました。その3つ分のかさは何Lですか。

解き方

1Lを同じかさに4つに分けた1つ分は 14\frac{1}{4} L です。

その3つ分だから、14\frac{1}{4} L が3こ分で 34\frac{3}{4} L です。

分母が同じ分数は、分子が大きいほうが大きい数です。25\frac{2}{5}45\frac{4}{5} では、15\frac{1}{5} が2こ分と4こ分だから、45\frac{4}{5} のほうが大きいと分かります。

また、33\frac{3}{3}55\frac{5}{5} のように分母と分子が同じ数になると、分けたぜんぶがそろうので、1と同じ大きさになります。

33=1,55=1\frac{3}{3} = 1, \quad \frac{5}{5} = 1

分数のたし算・ひき算、小数とのかんけい

分母が同じ分数のたし算・ひき算は、小数のときと同じように「もとにする大きさが何こ分か」で考えます。

25+15\frac{2}{5} + \frac{1}{5} は、15\frac{1}{5} が「2こと1こで3こ」だから 35\frac{3}{5} です。

分数のたし算・ひき算

分母が同じ分数は、分母はそのままにして、分子だけをたしたりひいたりします。

25+15=35,4727=27\frac{2}{5} + \frac{1}{5} = \frac{3}{5}, \quad \frac{4}{7} - \frac{2}{7} = \frac{2}{7}

分母どうしをたしてしまうのは、よくあるまちがいです。気をつけましょう。

れい題 5

36+26\frac{3}{6} + \frac{2}{6}1241 - \frac{2}{4} を計算しましょう。

解き方

36+26\frac{3}{6} + \frac{2}{6} は、16\frac{1}{6} が「3こと2こで5こ」だから

36+26=56\frac{3}{6} + \frac{2}{6} = \frac{5}{6}

1241 - \frac{2}{4} は、1を 44\frac{4}{4} になおして考えます。14\frac{1}{4} が「4こから2こへる」ので

124=4424=241 - \frac{2}{4} = \frac{4}{4} - \frac{2}{4} = \frac{2}{4}

さいごに、小数と分数のかんけいを見てみましょう。0.10.1 は「1を10こに分けた1こ分」、110\frac{1}{10} も「1を10こに分けた1こ分」。じつは同じ大きさの数なのです。

0.1=1100.1 = \frac{1}{10}

だから、0.3=3100.3 = \frac{3}{10}0.7=7100.7 = \frac{7}{10} のように、小数第一位までの小数は、分母が10の分数で表せます。数直線にかくと、0.30.3310\frac{3}{10} はぴったり同じ場所にきます。

れい題 6

0.50.5810\frac{8}{10} では、どちらが大きいですか。

解き方

同じ形の数になおしてくらべます。0.5=5100.5 = \frac{5}{10} です。

510\frac{5}{10}810\frac{8}{10} では、分母が同じだから分子でくらべて、810\frac{8}{10} のほうが大きい。

答え: 810\frac{8}{10} のほうが大きい(810=0.8\frac{8}{10} = 0.8 として、小数どうしでくらべても同じです)。

この章の内容がむずかしいと感じたら

ChatGPTで質問Claudeで質問Geminiで質問

わからないところは遠慮なくAIに聞こう。Geminiはボタンを押すとプロンプトがコピーされるので、開いたら貼り付けてね。