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小4算数3

小数と分数の計算

小数のしくみとかけ算・わり算、帯分数のたし算・ひき算をまなびます。

小数のしくみと たし算・ひき算

111010 等分した 11 つ分が 0.10.1 でしたね。では、0.10.1 をさらに 1010 等分すると、どんな数になるでしょうか。それが 0.010.01 です。0.010.01 を使うと、0.10.1 よりも小さい数を表せます。

たとえば 2.342.34 という数は、1122 こ、0.10.133 こ、0.010.0144 こ集まった数です。整数と同じように、小数にも「位(くらい)」があるのです。

小数の位

小数点のすぐ右の位を 110\frac{1}{10} の位、その右の位を 1100\frac{1}{100} の位といいます。

2.342.34 …… 110\frac{1}{10} の位の数字は 331100\frac{1}{100} の位の数字は 44

小数も、整数と同じしくみでできています。ある数を 1010 倍すると、位が 11 つ上がって、小数点は右へ 11 つうつります。ぎゃくに 110\frac{1}{10} にすると、位が 11 つ下がって、小数点は左へ 11 つうつります。

2.5×10=252.5 \times 10 = 25
2.5÷10=0.252.5 \div 10 = 0.25

小数点が「スーッと横にすべる」イメージをもつと、おぼえやすいですよ。

小数のたし算・ひき算は、整数のときと同じように、同じ位どうしを計算します。筆算でだいじなのは、位をそろえること。つまり、小数点の位置をたてにそろえて書くことです。

れい題 1(小数のたし算・ひき算)

次の計算をしましょう。
(1) 2.56+1.782.56 + 1.78
(2) 4.32.854.3 - 2.85

解き方

(1) 小数点をたてにそろえて、1100\frac{1}{100} の位から順に計算します。6+8=146 + 8 = 14 でくり上がり、5+7+1=135 + 7 + 1 = 13 でまたくり上がり…と、整数の筆算と同じです。

2.56+1.78=4.342.56 + 1.78 = 4.34

(2) 4.34.34.304.30 と考えると、位がそろって計算しやすくなります。

4.302.85=1.454.30 - 2.85 = 1.45

答えの小数点は、上の小数点とまっすぐ同じ位置にうちます。

小数の筆算のポイント

小数点の位置をたてにそろえて書く。あとは整数と同じように計算して、答えにも同じ位置に小数点をうつ。

小数×整数、小数÷整数

小数のかけ算は、「0.10.1 が何こ分か」で考えると、整数のかけ算にへんしんします。

たとえば 2.3×42.3 \times 4 を考えましょう。2.32.30.10.12323 こ分です。それが 44 つ分だから、0.10.123×4=9223 \times 4 = 92 こ分。つまり答えは 9.29.2 です。

小数×整数の筆算

小数点がないものとして、整数のかけ算と同じように計算する。さいごに、かけられる数と同じ位置に小数点をうつ。

れい題 2(小数×整数)

3.6×73.6 \times 7 を計算しましょう。

解き方

まず小数点がないものとして、36×7=25236 \times 7 = 252 と計算します。

3.63.60.10.13636 こ分なので、答えは 0.10.1252252 こ分。

3.6×7=25.23.6 \times 7 = 25.2

かけられる数 3.63.6 の小数点の位置に合わせて、答えにも小数点をうちます。

わり算も同じように、「0.10.1 が何こ分か」で考えられます。8.4÷38.4 \div 3 なら、0.10.18484 こ分を 33 等分するので、84÷3=2884 \div 3 = 28 より、0.10.12828 こ分。答えは 2.82.8 です。

また、わり切れないときは、00 をつけたして、さらに下の位まで「わり進む」ことができます。

れい題 3(わり進むわり算)

5.4÷45.4 \div 4 を計算しましょう。

解き方

筆算で考えます。まず 5÷4=15 \div 4 = 1 あまり 11。次に 14÷4=314 \div 4 = 3 あまり 22。ここで商に小数点をうって、1.31.3 まで進みました。

まだあまりが 22 あるので、5.45.45.405.40 と考えて 00 をおろします。20÷4=520 \div 4 = 5 でわり切れて

5.4÷4=1.355.4 \div 4 = 1.35

商の小数点は、わられる数の小数点とまっすぐ同じ位置にうちます。

小数÷整数の筆算

整数のわり算と同じように計算し、商の小数点は、わられる数の小数点とそろえてうつ。わり切れないときは 0 をつけたして、わり進むことができる。

分数のしゅるい(真分数・仮分数・帯分数)

14\frac{1}{4} は、1144 等分した 11 つ分の大きさでしたね。では、14\frac{1}{4}55 こ集まった 54\frac{5}{4} のように、11 より大きい分数はどう表せばよいでしょうか。

分数には、次の 33 つのしゅるいがあります。

  • 真分数(しんぶんすう)…… 分子が分母より小さい分数。34\frac{3}{4} など。11 より小さい。

  • 仮分数(かぶんすう)…… 分子が分母と等しいか、分母より大きい分数。44\frac{4}{4}54\frac{5}{4} など。11 と等しいか、11 より大きい。

  • 帯分数(たいぶんすう)…… 1141\frac{1}{4}(1と4分の1)のように、整数と真分数を合わせた分数。

54\frac{5}{4}1141\frac{1}{4} は、同じ大きさを表すちがう書き方です。ピザ 11 まいを 44 等分した 11 切れが 55 こあるとき、「11 切れが 55 こ」と見れば 54\frac{5}{4}、「ピザ 11 まいと、あと 11 切れ」と見れば 1141\frac{1}{4} です。

なおし方

仮分数 → 帯分数: 分子を分母でわる。わり算の答えが整数部分、あまりが分子になる。

帯分数 → 仮分数: 整数部分に分母をかけて、分子をたす。その答えが新しい分子になる。分母はそのまま。

れい題 4(仮分数と帯分数のなおし方)

(1) 114\frac{11}{4} を帯分数になおしましょう。
(2) 3253\frac{2}{5} を仮分数になおしましょう。

解き方

(1) 分子を分母でわります。11÷4=211 \div 4 = 2 あまり 33 なので、整数部分が 22、分子が 33 です。

114=234\frac{11}{4} = 2\frac{3}{4}

44=1\frac{4}{4} = 1 だから、114\frac{11}{4} の中に 1122 こ(84\frac{8}{4})あって、のこりが 34\frac{3}{4}、と考えてもよいですね。

(2) 整数部分の 3355\frac{5}{5}33 こ分、つまり 155\frac{15}{5} です。これに 25\frac{2}{5} をたして、分子は 3×5+2=173 \times 5 + 2 = 17

325=1753\frac{2}{5} = \frac{17}{5}

分母が同じ分数の たし算・ひき算

分母が同じ分数のたし算・ひき算は、「15\frac{1}{5} が何こ分か」で考えます。

25+45\frac{2}{5} + \frac{4}{5} なら、15\frac{1}{5}22 こと 44 こだから、合わせて 66 こ。だから答えは 65\frac{6}{5} です。分母の 55 は「1155 等分した」というしるしなので、たしたりひいたりしません。

分母が同じ分数の計算

分母はそのままにして、分子だけをたしたりひいたりする。

25+45=65=115\frac{2}{5} + \frac{4}{5} = \frac{6}{5} = 1\frac{1}{5}

答えが仮分数になったら、帯分数になおすと大きさがわかりやすい。

帯分数のたし算は、整数部分どうし、分数部分どうしを分けて計算します。分数部分の和が仮分数になったら、整数部分にくり上げます。

れい題 5(帯分数のたし算)

137+2671\frac{3}{7} + 2\frac{6}{7} を計算しましょう。

解き方

整数部分どうし、分数部分どうしを計算します。

整数部分は 1+2=31 + 2 = 3。分数部分は 37+67=97\frac{3}{7} + \frac{6}{7} = \frac{9}{7}

97\frac{9}{7}1271\frac{2}{7} だから、11 を整数部分にくり上げて

137+267=3+127=4271\frac{3}{7} + 2\frac{6}{7} = 3 + 1\frac{2}{7} = 4\frac{2}{7}

帯分数のひき算では、分数部分がひけないことがあります。そのときは、整数部分から 11 をくずして、分数部分にまわします。たとえば 3293\frac{2}{9} は、1199\frac{9}{9} にくずすと 21192\frac{11}{9} と表せます。

れい題 6(くり下がりのある帯分数のひき算)

3291793\frac{2}{9} - 1\frac{7}{9} を計算しましょう。

解き方

分数部分を見ると、29\frac{2}{9} から 79\frac{7}{9} はひけません。

そこで 3293\frac{2}{9} の整数部分から 11 をくずして、99\frac{9}{9} を分数部分にまわします。

329=21193\frac{2}{9} = 2\frac{11}{9}

これで計算できます。整数部分は 21=12 - 1 = 1、分数部分は 11979=49\frac{11}{9} - \frac{7}{9} = \frac{4}{9} なので

329179=1493\frac{2}{9} - 1\frac{7}{9} = 1\frac{4}{9}

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