1けたの数でわる筆算
72このあめを、3人で同じ数ずつ分けます。1人分は何こになるでしょう。式は です。
このように、わられる数が大きくなると、頭の中だけで計算するのはたいへんです。そこで「筆算」という計算のしかたを使います。筆算は、大きい位から順に、少しずつわっていく方法です。
を、言葉で1ステップずつやってみます。
まず、十の位を見ます。72の「7」は、10のまとまりが7こあるという意味です。10のまとまり7こを3人で分けると、1人に2こずつ配れます。だから十の位に2を「たてる」。次に と「かける」。 と「ひく」。10のまとまりが1こ残りました。
次に、一の位の2を「おろす」。残った10のまとまり1こは、ばらの10こになるので、ばらは全部で12こです。 だから、一の位に4を「たてる」。 と「かける」。 と「ひく」。もう残りはありません。
だから、 です。1人分は24こになります。
2けたの数でわる筆算
今度は、 のように、わる数が2けたのわり算を考えます。
わる数が2けたになると、商がいくつになるか、すぐには分かりません。そこで「見当をつける」ことがだいじになります。32を、きりのよい「30」とみると、 だから、商は3くらいだと見当がつきます。
たしかめてみましょう。、。ぴったりでした。だから です。
わり算のせいしつ
を考えます。60円を、10円玉6まいと思ってみましょう。20円は10円玉2まいです。10円玉6まいを、2まいずつのまとまりに分けると、3つのまとまりができます。
つまり、 で、これは と同じ答えです。10円玉のまとまりで考えても、1円で考えても、「何倍入っているか」は変わらないからです。
ここで1つ、気をつけることがあります。あまりのあるわり算では、あまりのあつかいに注意が必要です。
たとえば を、0を1つずつ消して あまり と計算したとします。商の3はそのまま正しいのですが、本当のあまりは1ではありません。10円玉で考えると、あまった「1」は10円玉1まい、つまり10のことだからです。
正しくは あまり です。たしかめの計算をすると、 で、ちゃんとわられる数にもどります。もし、あまりを1のままにすると、 となって、130にもどりません。
商は変わらないけれど、あまりは消した0の分だけもどす。これがだいじなポイントです。
計算のきまりと順じょ
1つの式の中に、たし算・ひき算・かけ算・わり算がまざっているとき、どこから計算するかには、きまりがあります。