小5算数 倍数・約数と分数のたし算・ひき算
答えと解説
答えが合っていても、解説を読んで「なぜそう解くのか」まで確認すると力がつきます。 解説を読んでもわからないときは、AIに質問してみましょう。
次の数の倍数を、小さい順に3つ書きましょう。
(1) 6
(2) 8
答え
(1) 6,12,18
(2) 8,16,24
解説
倍数は、その数に 1,2,3,… を順にかけてできる数です。
(1) 6×1=6、6×2=12、6×3=18 なので、小さい順に 6,12,18 です。
(2) 8×1=8、8×2=16、8×3=24 なので、小さい順に 8,16,24 です。
0 は倍数に入れないことと、その数自身(6 や 8)がいちばん小さい倍数になることに気をつけましょう。
次の2つの数の最小公倍数を見つけましょう。
(1) 4 と 6
(2) 3 と 5
答え
(1) 12
(2) 15
解説
(1) 大きいほうの 6 の倍数を順に調べます。6 は 4 でわり切れません。12 は 12÷4=3 でわり切れます。だから 4 と 6 の最小公倍数は 12 です。
(2) 5 の倍数を順に調べます。5 も 10 も 3 でわり切れませんが、15 は 15÷3=5 でわり切れます。だから 3 と 5 の最小公倍数は 15 です。
大きいほうの数の倍数から調べると、書き出す数が少なくてすみます。
(1) 18 の約数を全部書きましょう。
(2) 24 と 36 の最大公約数を見つけましょう。
答え
(1) 1,2,3,6,9,18
(2) 12
解説
(1) かけて 18 になるペアをさがします。1×18、2×9、3×6 の3つのペアが見つかるので、約数は 1,2,3,6,9,18 の6個です。
(2) それぞれの約数を書き出します。
24 の約数 … 1,2,3,4,6,8,12,24
36 の約数 … 1,2,3,4,6,9,12,18,36
共通な約数(公約数)は 1,2,3,4,6,12 で、いちばん大きいのは 12 です。だから最大公約数は 12 です。
約数はペアでさがすと、見落としがなくなります。
次の分数を約分しましょう。
(1) 86
(2) 1812
答え
(1) 43
(2) 32
解説
約分は、分母と分子を公約数でわって、分母を小さくすることです。
(1) 6 と 8 の最大公約数は 2 です。分母と分子を 2 でわって
(2) 12 と 18 の最大公約数は 6 です。分母と分子を 6 でわって
小さい公約数でわったときは、「まだわれる数がないかな?」ともう一度たしかめて、それ以上約分できない形まで直しましょう。
32 と 43 では、どちらが大きいでしょうか。通分してくらべましょう。
答え
43 のほうが大きい
解説
3 と 4 の最小公倍数は 12 なので、分母を 12 にそろえます。
分母が同じなら、分子が大きいほうが大きい分数です。8<9 なので、129、つまり 43 のほうが大きいです。
分子に同じ数をかけるのをわすれて、分母だけそろえてしまうまちがいに気をつけましょう。分母にかけた数と同じ数を、分子にも必ずかけます。
次の計算をしましょう。
(1) 21+31
(2) 43−61
答え
(1) 65
(2) 127
解説
分母がちがうので、まず通分します。
(1) 2 と 3 の最小公倍数は 6 です。
(2) 4 と 6 の最小公倍数は 12 です。
どちらも、これ以上約分できないので、このまま答えになります。分母どうし、分子どうしをそのままたす(21+31=52 とする)のは、よくあるまちがいです。必ず通分してから計算しましょう。
次の計算をしましょう。答えが約分できるときは約分しましょう。
(1) 32+94
(2) 65−103
答え
(1) 910(191)
(2) 158
解説
(1) 3 と 9 の最小公倍数は 9 です。32 だけ直せばよいので
910 は分子が分母より大きい仮分数なので、帯分数に直すと 191 です。
(2) 6 と 10 の最小公倍数は 30 です。
16 と 30 の最大公約数は 2 なので、約分して
(2)のように、計算したあとに約分できることがあります。答えを書く前に「約分できないかな?」と必ずたしかめましょう。
次の計算をしましょう。
(1) 141+261
(2) 231−121
答え
(1) 3125
(2) 65
解説
(1) 4 と 6 の最小公倍数は 12 なので、分数の部分を通分します。
整数どうし、分数どうしをたして、1+2=3、123+122=125。だから答えは 3125 です。
(2) 3 と 2 の最小公倍数は 6 なので、通分すると
62 から 63 はひけないので、262 の整数から 1 をくり下げて 168 と直します。
仮分数に直して 37−23=614−69=65 と計算しても、同じ答えになります。くり下げたとき、整数を 1 小さくするのをわすれないようにしましょう。
ある駅から、バスは 12 分おきに、電車は 8 分おきに発車します。午前 9 時にバスと電車が同時に発車しました。次に同時に発車するのは、午前何時何分でしょうか。
答え
午前9時24分
解説
バスが発車するのは、午前 9 時の 12 分後、24 分後、36 分後、…、つまり 12 の倍数の分後です。電車が発車するのは 8 分後、16 分後、24 分後、…、つまり 8 の倍数の分後です。
同時に発車するのは、12 と 8 の公倍数の分後です。次に同時になるのは最小公倍数の分後なので、12 の倍数 12,24,… を調べると、24 は 8 でわり切れます(24÷8=3)。だから最小公倍数は 24 です。
午前 9 時の 24 分後なので、次に同時に発車するのは午前 9 時 24 分です。
「次に同時になるのはいつ?」という問題は、最小公倍数を使うのが決まった考え方です。
あめが 36 個、チョコレートが 48 個あります。どちらもあまりが出ないように、できるだけ多くの子どもに同じ数ずつ分けます。何人に分けられますか。また、1人分のあめとチョコレートはそれぞれ何個になりますか。
答え
12人に分けられる。1人分はあめ3個、チョコレート4個
解説
あまりが出ないように分けられる人数は、36 の約数でもあり 48 の約数でもある数、つまり 36 と 48 の公約数です。「できるだけ多くの子ども」なので、最大公約数を求めます。
36 の約数 … 1,2,3,4,6,9,12,18,36
48 の約数 … 1,2,3,4,6,8,12,16,24,48
公約数は 1,2,3,4,6,12 で、最大公約数は 12 です。だから 12 人に分けられます。
1人分は、あめが 36÷12=3 個、チョコレートが 48÷12=4 個です。
「あまりなく分ける」ときは約数(公約数)、「同時・そろう」ときは倍数(公倍数)と、問題の場面で使い分けましょう。
たて 12 cm、よこ 18 cm の長方形のタイルを、同じ向きにすきまなくならべて、できるだけ小さい正方形をつくります。正方形の1辺は何 cm になりますか。また、タイルは全部で何まい使いますか。
答え
1辺 36cm、タイルは6まい
解説
タイルをたてに何まいかならべると、たての長さは 12,24,36,… と 12 の倍数になります。よこにならべると、よこの長さは 18,36,… と 18 の倍数になります。
正方形にするには、たてとよこの長さが同じにならなければいけないので、1辺は 12 と 18 の公倍数です。「できるだけ小さい正方形」なので、最小公倍数を求めます。18 の倍数を順に調べると、18 は 12 でわり切れませんが、36 は 36÷12=3 でわり切れます。だから1辺は 36 cm です。
タイルのまい数を数えます。たての方向には 36÷12=3 まい、よこの方向には 36÷18=2 れつならぶので
タイルは全部で 6 まいです。
1辺の長さだけ答えて、まい数のかけ算をわすれてしまうことが多いので、問われていることを最後にもう一度たしかめましょう。
リボンが 221 m あります。プレゼントの箱に 65 m、かざりに 32 m 使いました。リボンは何 m 残っていますか。
答え
1m
解説
残りの長さは、はじめの長さから使った分をひいて求めます。式は
分母の 2、6、3 の最小公倍数は 6 なので、全部分母 6 に通分します。
順にひいていきます。まず 263−65 は、63 から 65 がひけないので、整数から 1 をくり下げて 169 と直すと
次に
だから、残りは 1 m です。
たしかめ: 使った長さの合計は 65+64=69=121 m。121+1=221 m で、はじめの長さとぴったり合います。
2回ひく問題では、先に使った分をまとめてたしてから1回でひく方法もあります。答えに m の単位をつけるのをわすれないようにしましょう。