小5算数 単位量あたりの大きさと速さ
答えと解説
答えが合っていても、解説を読んで「なぜそう解くのか」まで確認すると力がつきます。 解説を読んでもわからないときは、AIに質問してみましょう。
次の平均を求めましょう。
(1) テストの点数 80 点、90 点、70 点、84 点の平均
(2) 12、15、9、14、10 の5つの数の平均
答え
(1) 81 点
(2) 12
解説
平均 = 合計 ÷ 個数 で求めます。
(1) まず4回分の合計を求めます。
これを回数の 4 でわって
答えは 81 点です。
(2) 5つの数の合計は
これを個数の 5 でわって
答えは 12 です。
「何個の数をならしたのか」をまちがえないように、わる数(個数)を先に確かめてから計算しましょう。
はるとさんは、1日に平均 35 ページずつ本を読みました。7日間では全部で何ページ読んだことになりますか。
答え
245 ページ
解説
合計 = 平均 × 個数(日数)で求めます。1日あたり平均 35 ページが 7 日分あるので
答えは 245 ページです。
「平均」と聞くとわり算をしたくなりますが、この問題は平均がすでにわかっていて合計をきかれています。何を求めるのかを先に確かめると、かけ算とわり算をまちがえません。
3 m で 240 円のリボンがあります。
(1) このリボン 1m のねだんは何円ですか。
(2) 同じリボンを 5 m 買うと、何円になりますか。
答え
(1) 80 円
(2) 400 円
解説
(1) 1m あたりのねだんは、代金 ÷ 長さ で求めます。
答えは 80 円です。
(2) 1m あたり 80 円が 5 m 分なので
答えは 400 円です。
「まず 1m あたり(単位量あたり)に直してから、ほしい分だけかける」という流れは、買い物の問題でいつも使える考え方です。
240 km の道のりを 3 時間で走る自動車の速さは、時速何 km ですか。
答え
時速 80 km
解説
速さ = 道のり ÷ 時間 で求めます。
答えは 時速 80 km です。
たしかめとして、時速 80 km で 3 時間走ると 80×3=240 (km) となり、問題の道のりと合います。速さの問題は、このように逆向きの計算でたしかめる習慣をつけましょう。
分速 65 m で歩く人が 12 分歩くと、何 m 進みますか。
答え
780 m
解説
道のり = 速さ × 時間 で求めます。1分あたり 65 m 進むことが 12 分分あるので
答えは 780 m です。
速さが「分速」、時間が「分」で単位がそろっているので、そのままかけ算できます。単位がそろっているかの確認を忘れずに。
家から駅までの道のりは 900 m です。分速 60 m で歩くと、何分かかりますか。
答え
15 分
解説
時間 = 道のり ÷ 速さ で求めます。
答えは 15 分です。
たしかめ: 分速 60 m で 15 分歩くと 60×15=900 (m)。ぴったり 900 m になるので正しいとわかります。「道のりを求めるときだけかけ算、時間と速さはわり算」を思い出しましょう。
Aの部屋は面積 10 ㎡に 6 人、Bの部屋は面積 8 ㎡に 5 人います。どちらの部屋がこんでいますか。1㎡あたりの人数でくらべて答えましょう。
答え
Bの部屋(Aは1㎡あたり 0.6 人、Bは1㎡あたり 0.625 人)
解説
1㎡あたりの人数は、人数 ÷ 面積 で求めます。
Aの部屋:
1㎡あたり 0.6 人です。
Bの部屋:
1㎡あたり 0.625 人です。
0.625>0.6 なので、1㎡あたりの人数が多い Bの部屋 のほうがこんでいます。
人数のようにふつうは整数で数えるものでも、単位量あたりの大きさでは 0.6 人のような小数になってかまいません。「くらべるための数」だからです。
時速 54 km で走る電車があります。
(1) この電車の速さは分速何 m ですか。
(2) 秒速何 m ですか。
答え
(1) 分速 900 m
(2) 秒速 15 m
解説
(1) まず km を m に直します。54 km = 54000 m なので、この電車は1時間に 54000 m 進みます。1時間 = 60 分 だから、時速を 60 でわって分速にします。
答えは 分速 900 m です。
(2) 1分 = 60 秒 だから、分速を 60 でわって秒速にします。
答えは 秒速 15 m です。
たしかめ: 秒速 15 m なら、1分(60 秒)で 15×60=900 (m)、1時間(60 分)で 900×60=54000 (m) = 54 km。元の時速にもどるので正しいです。km を m に直すのをわすれるまちがいがとても多いので、最初に単位を直してから 60 でわりましょう。
ももかさんの算数テスト4回の平均は 82 点でした。次の5回目のテストで何点を取れば、5回の平均がちょうど 84 点になりますか。
答え
92 点
解説
平均から合計を求めて考えます。
5回の平均を 84 点にしたいので、5回分の合計は
420 点必要です。
いままでの4回分の合計は
328 点です。
だから、5回目に必要な点数は
答えは 92 点です。
「目標の合計」から「いままでの合計」を引く、という流れがポイントです。平均どうしを直接足したり引いたりしても答えは出ないことに注意しましょう。
東町は面積 40 k㎡で人口 30000 人、西町は面積 25 k㎡で人口 20000 人です。人口密度(じんこうみつど)が高いのはどちらの町ですか。
答え
西町(東町は1k㎡あたり 750 人、西町は1k㎡あたり 800 人)
解説
人口密度 = 人口 ÷ 面積(k㎡)で、1k㎡あたりの人数を求めます。
東町:
1k㎡あたり 750 人です。
西町:
1k㎡あたり 800 人です。
800>750 なので、人口密度が高いのは 西町 です。
人口は東町のほうが多いのに、こみぐあいでは西町が上になります。「人口が多い町 = こんでいる町」とはかぎらないのが、単位量あたりで考えるおもしろさです。
1400 m はなれた場所にいる兄と弟が、向かい合って同時に歩き出しました。兄は分速 80 m、弟は分速 60 m で歩きます。2人が出会うのは、歩き出してから何分後ですか。
答え
10 分後
解説
2人は向かい合って進むので、2人の間の道のりは、1分間に「兄の進む分 + 弟の進む分」だけちぢまります。
1分間にちぢまる道のりは
140 m です。
はじめの 1400 m がなくなったときに出会うので
答えは 10 分後です。
たしかめ: 10 分間に兄は 80×10=800 (m)、弟は 60×10=600 (m) 進み、合わせて 800+600=1400 (m)。ちょうど 1400 m になるので正しいです。
「2人分の速さを足してから、道のりをわる」のがこのタイプの問題のコツです。1人ずつばらばらに考えるより、ずっと早く解けます。
そらさんは、家から公園まで自転車で行き、歩いて帰りました。行きは分速 200 m で 6 分かかりました。帰りは分速 120 m で歩きました。
(1) 家から公園までの道のりは何 m ですか。
(2) 帰りにかかった時間は何分ですか。
(3) 往復(おうふく)全体では、平均して分速何 m で進んだことになりますか。
答え
(1) 1200 m
(2) 10 分
(3) 分速 150 m
解説
(1) 道のり = 速さ × 時間 なので
家から公園までの道のりは 1200 m です。
(2) 帰りは同じ道のり 1200 m を分速 120 m で歩くので、時間 = 道のり ÷ 速さ で
帰りにかかった時間は 10 分です。
(3) 往復の平均の速さは、「往復全体の道のり ÷ 往復全体の時間」で求めます。
往復の道のりは
2400 m。往復にかかった時間は
16 分。だから平均の速さは
答えは 分速 150 m です。
ここで注意! 行きと帰りの速さをただ平均して (200+120)÷2=160 とするのはまちがいです。おそい帰りのほうが長い時間かかっているので、往復の平均の速さは 160 より小さくなります。平均の速さは、必ず「全体の道のり ÷ 全体の時間」で計算しましょう。