割合とは
「バスケットボールのシュートを 8本うって 6本入った」というとき、シュートの成功のようすを 1つの数で表せると便利です。このように、もとにする量を 1とみたとき、くらべられる量がどれだけにあたるかを表した数を、割合(わりあい)といいます。
割合の問題でいちばん大切なのは、「もとにする量」はどれかを見つけることです。文章の中の「〜の」「〜をもとにして」「全体の」ということばの前にある量が、もとにする量になることが多いです。たとえば「定員の 0.9倍」なら、もとにする量は定員です。
百分率と歩合
割合を表す 0.75のような小数は、ぱっと見て大きさがわかりにくいことがあります。そこで、もとにする量を 100とみて割合を表す方法があり、これを百分率(ひゃくぶんりつ)といいます。百分率では、割合 0.01を 1%(1パーセント)と表します。
また、野球の打率やお店のセールでは、割(わり)・分(ぶ)・厘(りん)という表し方も使われます。これを歩合(ぶあい)といいます。割合 0.1が 1割、0.01が 1分、0.001が 1厘です。「3割引き」「打率 3割5分」のように、生活の中でよく出てきます。
割合 1 = 100% = 10割
割合 0.1 = 10% = 1割
割合 0.01 = 1% = 1分
割合 0.001 = 0.1% = 1厘(りん)
割合の文章題(〜%引き・〜%増し)
買い物では「20%引き」、お店のポイントでは「10%増し」のような言い方をよく見ます。「20%引き」とは、もとのねだんの 20%分を引くという意味です。つまり、はらうお金はもとのねだんの 100% − 20% = 80%、割合でいうと 1 − 0.2 = 0.8にあたります。
「〜%引きのあとのねだん」から「もとのねだん」を求める問題もあります。このときは、あとのねだんが「もとのねだん × 割合」になっていることから、もとにする量 = くらべられる量 ÷ 割合 の式を使います。かけ算とわり算をまちがえないように、「もとにする量はどれか」をまず線を引いて確かめましょう。
帯グラフと円グラフ
全体をもとにした各部分の割合を見やすく表すグラフに、帯グラフと円グラフがあります。帯グラフは、全体を細長い長方形で表し、割合にしたがって区切ったものです。円グラフは、全体を円で表し、中心のまわりを割合にしたがって区切ったものです。どちらも、めもりは全体を 100として、百分率で表します。
グラフをかくときは、ふつう割合の大きい順にならべ、「その他」は割合が大きくても最後にかきます。また、2つの帯グラフをたてにならべると、年ごとの変化などをくらべやすくなります。