小6算数 分数のかけ算・わり算
答えと解説
答えが合っていても、解説を読んで「なぜそう解くのか」まで確認すると力がつきます。 解説を読んでもわからないときは、AIに質問してみましょう。
次の計算をしましょう。
(1) 92×4
(2) 53÷4
答え
(1) 98
(2) 203
解説
(1) 分数×整数は、分子に整数をかけます。
(2) 分数÷整数は、分母に整数をかけます。
かけ算は分子に、わり算は分母に。反対にしてしまうまちがいが多いので、「わり算は分けるから、分母(分ける数)が大きくなる」とおぼえましょう。
次の計算をしましょう。
(1) 31×52
(2) 73×52
答え
(1) 152
(2) 356
解説
分数×分数は、分母どうし、分子どうしをかけます。
(1)
$31×52=3×51×2=152$
(2)
$73×52=7×53×2=356$
どちらも、これ以上約分できないので、これが答えです。最後に「まだ約分できないかな?」とたしかめるくせをつけましょう。
とちゅうで約分して計算しましょう。
(1) 94×83
(2) 65×109
答え
(1) 61
(2) 43
解説
かけ算をする前に、分母と分子で約分します。
(1) 4 と 8 を 4 でわり、3 と 9 を 3 でわると
(2) 5 と 10 を 5 でわり、9 と 6 を 3 でわると
先に 7212 や 6045 と計算してから約分しても答えは同じですが、数が大きくなるぶんミスがふえます。約分は先にすませましょう。
次の数の逆数を答えましょう。
(1) 85
(2) 6
(3) 0.9
答え
(1) 58
(2) 61
(3) 910
解説
逆数は、かけると 1 になる数のことで、分母と分子を入れかえれば作れます。
(1) 85 の分母と分子を入れかえて 58。たしかめると 85×58=1 になっています。
(2) 整数は分母が 1 の分数と考えます。6=16 なので、逆数は 61 です。
(3) 小数は先に分数に直します。0.9=109 なので、逆数は 910 です。
小数のまま「0.9 をひっくり返す」ことはできません。整数や小数は、まず分数に直すのがポイントです。
次の計算をしましょう。
(1) 52÷73
(2) 43÷89
答え
(1) 1514
(2) 32
解説
分数のわり算は、わる数の逆数をかけます。
(1) わる数 73 をひっくり返して
(2) わる数 89 をひっくり返します。3 と 9 を 3 でわり、8 と 4 を 4 でわると
ひっくり返すのは「わる数」だけです。わられる数(前の数)はそのままにしましょう。
1 dL で板を 54 m² ぬれるペンキがあります。このペンキ 3 dL では、板を何 m² ぬれますか。
答え
512 m²(252 m²)
解説
1 dL でぬれる面積の 3 dL 分なので、かけ算の式を立てます。
答えは 512 m² です。帯分数で 252 m² と表してもかまいません。
「1 つ分の量 × いくつ分 = 全体の量」という整数のときの考え方は、量が分数になっても同じように使えます。
次の計算をしましょう。
(1) 132×241
(2) 221÷187
答え
(1) 415(343)
(2) 34(131)
解説
帯分数は、まず仮分数に直してから計算します。
(1) 132=35、241=49 です。3 と 9 を 3 でわって
(2) 221=25、187=815 です。わる数の逆数をかけて、5 と 15 を 5 でわり、8 と 2 を 2 でわると
帯分数のまま「整数どうし、分数どうし」をかけるのはまちがいです。かならず仮分数に直してから計算しましょう。
0.6×95÷0.5 を計算しましょう。
答え
32
解説
小数を分数に直します。0.6=106=53、0.5=105=21 です。
わり算は逆数のかけ算に直すと、全部を 1 つのかけ算にまとめられます。21 の逆数は 12 なので
5 どうしを約分し、3 と 9 を 3 でわると
かけ算とわり算だけの式は、このように 1 本のかけ算にまとめてから約分すると、計算がとても楽になります。
牛にゅうが 43 L、ジュースが 109 L あります。ジュースの量は、牛にゅうの量の何倍ですか。
答え
56 倍(151 倍)
解説
「牛にゅうの何倍」なので、もとにする量は牛にゅうです。くらべる量 ÷ もとにする量 の式を立てます。
9 と 3 を 3 でわり、4 と 10 を 2 でわると
答えは 56 倍です。
ジュース(109=0.9 L)のほうが牛にゅう(43=0.75 L)より多いので、答えが 1 より大きいのは場面と合っています。「どちらをどちらでわるか」にまよったら、もとにする量(「〜の」のあとの量)でわる、とおぼえましょう。
たて 65 m、横 252 m の長方形の花だんがあります。この花だんの面積は何 m² ですか。
答え
2 m²
解説
長方形の面積 = たて × 横 の公式は、辺の長さが分数のときもそのまま使えます。
横の長さを仮分数に直すと 252=512 です。
5 どうしを約分し、12 と 6 を 6 でわると
答えは 2 m² です。
答えがちょうど整数になることもあります。「分数の計算なのに答えが整数? まちがえたかな?」とあわてずに、約分の結果をたしかめましょう。
ある数に 65 をかけるつもりが、まちがえて 65 でわってしまったので、答えが 353 になりました。正しい答えを求めましょう。
答え
25(221)
解説
まず「ある数」を求めます。ある数を □ とすると、まちがえた計算は
です。わり算はかけ算でもとにもどせるので、□ は 353 に 65 をかければ求められます。353=518 なので
たしかめ: 3÷65=3×56=518=353 で、問題と合っています。
ある数は 3 なので、正しい計算は
答えは 25(221)です。
いきなり正しい答えを出そうとせず、「まず、ある数を求める」と 2 段階に分けて考えるのがコツです。
長さ 232 m の鉄のぼうの重さをはかったら、351 kg でした。
(1) この鉄のぼう 1 m の重さは何 kg ですか。
(2) この鉄のぼう 1 kg の長さは何 m ですか。
答え
(1) 56 kg(151 kg)
(2) 65 m
解説
仮分数に直すと、長さは 232=38 m、重さは 351=516 kg です。
(1) 1 m の重さを求めるので、重さを長さでわります。
答えは 56 kg(151 kg)です。
(2) 1 kg の長さを求めるので、こんどは長さを重さでわります。
答えは 65 m です。
「1 m あたり」なら長さでわる、「1 kg あたり」なら重さでわる、というように、そろえたい単位のほうでわります。(1) と (2) の答えが、たがいに逆数(56 と 65)になっているのもおもしろいところです。