角の大きさ
1つの点から出ている2本の直線がつくる形を「角」といいます。角の大きさは、辺の長さではなく、辺の開きぐあいで決まります。とびらを少しだけ開けたときと、大きく開けたときをイメージしてみましょう。開きが大きいほど、角も大きくなります。
角の大きさは「度」というたんいで表します。記号では と書きます。直角の大きさは です。
角の大きさをはかる道具が分度器です。分度器には から までの目もりがついています。
分度器の使い方は、次の3つの手じゅんです。
1. 分度器の中心を、角のちょう点(2本の辺が出ている点)に合わせる
2. 分度器の の線を、角の1つの辺にぴったり合わせる
3. もう1つの辺が通っている目もりを読む
分度器の目もりは までしかありません。では、 より大きい角はどうやってはかればよいでしょうか。
じつは、計算を使えばはかれます。考え方は2つあります。
・半回転の に、のこりの角を「たす」
・1回転の から、へこんでいない側の角を「ひく」
三角じょうぎの角の大きさも、ここで覚えてしまいましょう。三角じょうぎは2まいで1組です。
すい直と平行、いろいろな四角形
2本の直線が交わってできる角が直角のとき、この2本の直線は「すい直」であるといいます。ノートのたての線と横の線、十字路の道などが、すい直の例です。
1本の直線に、2本の直線がどちらもすい直に交わっているとき、その2本の直線は「平行」であるといいます。平行な2本の直線は、どこまでのばしても交わりません。電車の2本のレールをイメージすると分かりやすいですね。
すい直と平行が分かると、四角形をなかま分けできます。四角形の辺が平行かどうかに注目してみましょう。
台形 … 向かい合う1組の辺だけが平行な四角形
平行四辺形 … 向かい合う2組の辺がどちらも平行な四角形
ひし形 … 4つの辺の長さがみんな等しい四角形
面積
広さのことを「面積」といいます。面積は、1辺が cm の正方形(これを 平方センチメートルといい、 cm² と書きます)が何こ分あるかで表します。
たて cm、横 cm の長方形をます目に区切ると、 cm² の正方形が、たてに3こ、横に4こならびます。全部で こだから、面積は cm² です。この考え方から、面積の公式が生まれます。
L字の形のような、長方形ではない形の面積は、くふうしてもとめます。考え方は2つあります。
・形をいくつかの長方形に「分けて」、それぞれの面積をたす
・大きい長方形から、切り取られた部分の面積を「ひく」
どちらの方法でも、同じ答えになります。自分のやりやすい方法をえらびましょう。
教室や畑のような広い場所の面積は、cm² では数が大きくなりすぎるので、もっと大きなたんいを使います。1辺が m の正方形の面積が 平方メートル( m²)です。 m cm だから、 で、 m² cm² になります。
直方体と立方体
長方形だけでかこまれた形や、長方形と正方形でかこまれた形を「直方体」といいます。おかしのはこやティッシュのはこが直方体です。
正方形だけでかこまれた形を「立方体」といいます。さいころの形です。
直方体や立方体で、平らなところを「面」、面と面のさかいの直線を「辺」、辺と辺が集まった角の点を「ちょう点」といいます。
直方体や立方体の辺にそって切り開いて、1まいの平らな図にしたものを「てん開図」といいます。てん開図を組み立てると、もとの形にもどります。
立方体のてん開図は、正方形6こをつなげた図です。ただし、正方形を6こつなげればどれでも組み立てられるわけではありません。組み立てたとき、面と面が重なってしまう形もあるので、頭の中で組み立てて、どの面とどの面が向かい合うかをたしかめることが大切です。
また、全体の形が分かるようにななめから見て書いた図を「見取図」といいます。
直方体では、面と面、辺と辺の関係にも注目しましょう。となり合う2つの面はすい直で、向かい合う2つの面は平行です。1つの辺に注目すると、その辺とすい直な面や、平行な面もあります。ティッシュのはこを手に持って、たしかめてみましょう。