文字と式
これまで、わからない数を □ や △ で表してきましたね。6年生では、□ や △ のかわりに、(エックス)や (ワイ)という文字を使います。
たとえば、1本 60 円のえんぴつを 本買うときの代金は、
という式で表せます。 に 1、2、3、… とどんな数をあてはめても、この1つの式で代金がわかります。文字を使うと、いろいろな場合をまとめて1つの式に書けるのです。
にあてはまる数は、計算の反対(逆算)で求めます。たし算の反対はひき算、かけ算の反対はわり算です。
たとえば なら、 です。たしかめに となり、合っていることが確認できます。答えを出したら、もとの式にあてはめてたしかめる習慣をつけましょう。
比の意味と表し方
ドレッシングを作るとき、「酢(す)を 2 はい、サラダ油を 3 ばい」のように、2つの量の割合(わりあい)を組にして表すことがあります。
このような割合を「」と書き、「2 対(たい)3」と読みます。これを 比(ひ)といいます。
比の値が等しいとき、2つの比は「等しい」といいます。たとえば の比の値は 、 の比の値も なので、
と書けます。見た目の数字がちがっても、割合が同じなら同じ比なのです。
等しい比と比を簡単にする方法
小数の比は、10 倍や 100 倍して整数の比に直してから簡単にします。
分数の比は、分母の最小公倍数を両方にかけて整数の比に直します。
比の利用
比は、「全体を決まった割合で分ける」ときに大活躍します。
たとえばリボンを に分けるとき、全体を つ分と考えます。全体を 8 等分して、その 3 つ分と 5 つ分に分ければよいのです。「1 つ分がいくらか」をまず求めるのがコツです。
比は、地図や設計図にも使われています。実際(じっさい)の長さを縮めて(ちぢめて)かいた図を縮図(しゅくず)といい、縮めた割合を縮尺(しゅくしゃく)といいます。
たとえば縮尺が の図では、図の上の 1 cm が、実際の 1000 cm(= 10 m)を表します。図の上で 5 cm なら、実際は
で 5000 cm、つまり 50 m です。