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小6算数 対称な図形・拡大図と縮図

答えと解説

答えが合っていても、解説を読んで「なぜそう解くのか」まで確認すると力がつきます。 解説を読んでもわからないときは、AIに質問してみましょう。

1基本

アルファベットの A、E、N、H の4つの形について答えましょう。
(1) 線対称な形をすべて選びましょう。
(2) 点対称な形をすべて選びましょう。

答え

(1) A、E、H
(2) N、H

解説

(1) 線対称かどうかは、「1本の直線で折ったときにぴったり重なるか」で調べます。

Aは、たての直線(まん中を通る直線)で折ると左右がぴったり重なるので線対称です。

Eは、横の直線で折ると上下がぴったり重なるので線対称です。

Hは、たての直線でも横の直線でも折って重なるので線対称です(対称の軸は2本)。

Nは、どの直線で折ってもぴったり重なりません。線対称ではありません。

(2) 点対称かどうかは、「まん中の点を中心に180度回したときにぴったり重なるか」で調べます。

Nは、さかさまにしても同じNの形に見えるので点対称です。Hも、180度回すと同じ形になるので点対称です。

AとEは、さかさまにすると向きが変わってしまうので点対称ではありません。

Nのように「線対称ではないが点対称」という形があることに注意しましょう。折って重ならなくても、回すと重なることがあります。

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2基本

線対称な図形があり、点Aと点Bは対応する点です。次の問いに答えましょう。
(1) 直線ABと対称の軸は、どのように交わりますか。
(2) 点Aから対称の軸までの長さが3cmのとき、点Bから対称の軸までの長さは何cmですか。

答え

(1) 垂直に交わる
(2) 3cm

解説

線対称な図形の性質を思い出しましょう。

(1) 対応する2つの点を結ぶ直線は、対称の軸と垂直に交わります。「垂直」とは、直角(90度)に交わるということです。

(2) 対称の軸と交わった点から、対応する2つの点までの長さは等しくなっています。点Aから軸までが3cmなら、点Bから軸までも同じ3cmです。

この2つの性質は、線対称な図形をかくときにいつも使うので、セットで覚えておきましょう。

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3基本

点対称な図形があり、点Aと点Bは対応する点、点Oは対称の中心です。次の問いに答えましょう。
(1) 点Aと点Bを結ぶ直線は、どんな点を通りますか。
(2) OAの長さが4cmのとき、OBの長さとABの長さはそれぞれ何cmですか。

答え

(1) 対称の中心O
(2) OBは4cm、ABは8cm

解説

点対称な図形の性質を使います。

(1) 対応する2つの点を結ぶ直線は、かならず対称の中心を通ります。だから直線ABは点Oを通ります。

(2) 対称の中心から対応する2つの点までの長さは等しいので、OAが4cmならOBも4cmです。

直線ABはOを通るので、ABの長さはOAとOBを合わせた長さになります。

4+4=84 + 4 = 8

よってABは8cmです。

「対応する点を結ぶ直線は中心を通る」「中心から対応する点までは同じ長さ」の2つが点対称のかぎです。

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4基本

正三角形、正方形、正五角形、正六角形について答えましょう。
(1) それぞれの対称の軸は何本ありますか。
(2) この中で点対称な図形をすべて選びましょう。

答え

(1) 正三角形は3本、正方形は4本、正五角形は5本、正六角形は6本
(2) 正方形、正六角形

解説

(1) 正多角形はすべて線対称な図形で、対称の軸の数は頂点(角)の数と同じです。

正三角形は頂点が3つなので軸は3本。正方形は4本、正五角形は5本、正六角形は6本です。

(2) 正多角形が点対称になるのは、頂点の数が偶数のときだけです。

頂点の数を見ると、正方形は4、正六角形は6でどちらも偶数なので点対称です。正三角形の3と正五角形の5は奇数(きすう)なので、点対称ではありません。

正三角形を180度回してみると、頂点が下を向いてしまい、もとの形と重なりません。奇数の正多角形が点対称にならない理由は、実際に回すところを想像するとよくわかります。

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5基本

三角形ABCは、辺ABが4cm、辺BCが6cm、辺CAが8cmで、角Bの大きさは70度です。この三角形の2倍の拡大図である三角形DEFをかきます。辺DE、辺EF、辺FDの長さと、角Bに対応する角Eの大きさをそれぞれ答えましょう。

答え

辺DEは8cm、辺EFは12cm、辺FDは16cm、角Eは70度

解説

2倍の拡大図では、対応するすべての辺の長さが2倍になります。

辺ABに対応する辺DE … 4×2=84 \times 2 = 8 で 8cm

辺BCに対応する辺EF … 6×2=126 \times 2 = 12 で 12cm

辺CAに対応する辺FD … 8×2=168 \times 2 = 16 で 16cm

角の大きさは、拡大図でも変わりません。だから角Eは角Bと同じ70度です。

「辺の長さは2倍、角の大きさはそのまま」。角まで2倍にしないように気をつけましょう。

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6基本

縮尺 11000\frac{1}{1000} の地図の上で、学校のグラウンドのはしからはしまでの長さをはかると5cmでした。実際の長さは何mですか。

答え

50m

解説

縮尺 11000\frac{1}{1000} の地図は、実際の長さを1000分の1に縮めてかいた地図です。だから、実際の長さは地図上の長さを1000倍すれば求められます。

5×1000=50005 \times 1000 = 5000

地図上の5cmは、実際には5000cmです。

単位をmに直します。1m = 100cm なので

5000÷100=505000 \div 100 = 50

実際の長さは50mです。

答えを5000cmのままにしないで、mに直して答えましょう。長さの問題では、単位の直し忘れがいちばん多いミスです。

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7標準

たてが8m、横が12mの長方形の花だんがあります。この花だんの 1200\frac{1}{200} の縮図をノートにかきます。縮図のたてと横の長さは、それぞれ何cmにすればよいですか。

答え

たて4cm、横6cm

解説

縮図上の長さは、実際の長さを200でわれば求められます。cmで答えるので、先に実際の長さをcmに直しておきましょう。1m = 100cm です。

たて … 8mは800cm。

800÷200=4800 \div 200 = 4

たては4cmです。

横 … 12mは1200cm。

1200÷200=61200 \div 200 = 6

横は6cmです。

検算してみましょう。4×200=8004 \times 200 = 800(cm)で8m、6×200=12006 \times 200 = 1200(cm)で12m。ちゃんともとの長さにもどるので正しいです。

「mのまま200でわって、それをcmだと思ってしまう」のがよくあるまちがいです。わり算の前に単位をcmにそろえるのがコツです。

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8標準

縮尺 125000\frac{1}{25000} の地図があります。
(1) この地図の上で、駅から学校までの道のりをはかると6cmでした。実際の道のりは何kmですか。
(2) 実際の道のりが2kmの遊歩道は、この地図の上では何cmになりますか。

答え

(1) 1.5km
(2) 8cm

解説

(1) 実際の長さは、地図上の長さを25000倍します。

6×25000=1500006 \times 25000 = 150000

実際の道のりは150000cmです。単位を順に直していきます。1m = 100cm なので

150000÷100=1500150000 \div 100 = 1500

で1500m。さらに 1km = 1000m なので

1500÷1000=1.51500 \div 1000 = 1.5

実際の道のりは1.5kmです。

(2) こんどは逆に、実際の長さを地図上の長さに直します。先に2kmをcmにそろえます。2kmは2000m、2000mは200000cmです。

200000÷25000=8200000 \div 25000 = 8

地図上では8cmです。

検算すると、8×25000=2000008 \times 25000 = 200000(cm)で、ちょうど2kmにもどります。「実際 → 地図はわり算、地図 → 実際はかけ算」と向きをまちがえないようにしましょう。

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9標準

平行四辺形ABCD(頂点はA、B、C、Dの順にならんでいます)は点対称な図形です。
(1) 対称の中心はどこですか。
(2) 頂点Aに対応する頂点はどれですか。また、辺ABに対応する辺はどれですか。
(3) 対称の中心をOとします。AOの長さが5cmのとき、対角線ACの長さは何cmですか。

答え

(1) 対角線ACと対角線BDが交わる点
(2) 頂点C、辺CD
(3) 10cm

解説

(1) 平行四辺形は、2本の対角線が交わる点を中心に180度回すと、もとの形にぴったり重なります。だから対称の中心は、対角線ACと対角線BDが交わる点です。

(2) 頂点Aを対称の中心のまわりに180度回すと、ちょうど反対側にある頂点Cに重なります。だから頂点Aに対応するのは頂点Cです。

同じように、頂点Bに対応するのは頂点Dです。辺ABは、Aの行き先がC、Bの行き先がDなので、辺CDに重なります。よって辺ABに対応する辺は辺CDです。

(3) 点対称な図形では、対称の中心から対応する2つの点までの長さは等しくなっています。AとCは対応する点なので、AOが5cmならCOも5cmです。

対角線ACは、AOとCOを合わせた長さなので

5+5=105 + 5 = 10

で10cmです。

「平行四辺形の対角線は、それぞれのまん中の点で交わる」という性質は、点対称という見方で説明できるのです。

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10標準

晴れた日に、まっすぐ立てた高さ1.2mの棒(ぼう)のかげの長さをはかると2mでした。同じ時こくに、木のかげの長さをはかると15mでした。太陽の光はどこでも同じ向きにさすので、棒とそのかげがつくる三角形と、木とそのかげがつくる三角形は、たがいに拡大図・縮図の関係になっています。木の高さは何mですか。

答え

9m

解説

2つの三角形は拡大図・縮図の関係なので、対応する辺の長さの比はすべて等しくなります。つまり、「高さとかげの長さの比」は、棒でも木でも同じです。

まず、木のかげが棒のかげの何倍かを求めます。

15÷2=7.515 \div 2 = 7.5

木のかげは棒のかげの7.5倍です。木の三角形は棒の三角形の7.5倍の拡大図なので、高さも7.5倍になります。

1.2×7.5=91.2 \times 7.5 = 9

木の高さは9mです。

検算してみましょう。高さ9mの木のかげは、9÷1.2=7.59 \div 1.2 = 7.52×7.5=152 \times 7.5 = 15(m)で、問題の15mと合っています。

はかれない木の高さも、「同じ時こくのかげ」を使えば、拡大図・縮図の考え方で求められます。

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11発展

ビルの高さを求めるために、ビルの真下から40mはなれた地点に立ち、ビルのいちばん上を見上げる角度をはかって、1500\frac{1}{500} の縮図をかきました。
(1) 実際の40mは、縮図の上では何cmになりますか。
(2) かいた縮図の上で、目の高さの位置からビルのいちばん上までの高さにあたる長さをはかると6cmでした。目の高さを1.4mとすると、実際のビルの高さは何mですか。

答え

(1) 8cm
(2) 31.4m

解説

(1) 実際の長さを500でわると、縮図上の長さになります。先に40mをcmに直します。1m = 100cm なので、40mは4000cmです。

4000÷500=84000 \div 500 = 8

縮図の上では8cmになります。(検算: 8×500=40008 \times 500 = 4000 で4000cm、つまり40mにもどります。)

(2) 縮図上の6cmを、実際の長さにもどします。

6×500=30006 \times 500 = 3000

実際には3000cm、つまり30mです。

ここで注意です。この30mは「目の高さの位置から、ビルのいちばん上までの高さ」です。地面からはかったビル全体の高さにするには、目の高さの1.4mをたす必要があります。

30+1.4=31.430 + 1.4 = 31.4

実際のビルの高さは31.4mです。

縮図を使って高さを求める問題では、最後に目の高さをたし忘れるミスがとても多いです。「どこからどこまでの長さを求めたのか」をいつも確かめましょう。

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12発展

縮尺 12000\frac{1}{2000} の地図の上に、たて4cm、横5cmの長方形の形をした公園がかかれています。
(1) 実際の公園のたてと横の長さは、それぞれ何mですか。
(2) 実際の公園の面積は何m²ですか。

答え

(1) たて80m、横100m
(2) 8000m²

解説

(1) 実際の長さは、地図上の長さを2000倍します。

たて … 4×2000=80004 \times 2000 = 8000 で8000cm。1m = 100cm なので 8000÷100=808000 \div 100 = 80 で、たては80mです。

横 … 5×2000=100005 \times 2000 = 10000 で10000cm。10000÷100=10010000 \div 100 = 100 で、横は100mです。

検算すると、80mは8000cmで 8000÷2000=48000 \div 2000 = 4(cm)、100mは10000cmで 10000÷2000=510000 \div 2000 = 5(cm)。地図上の長さにちゃんともどるので正しいです。

(2) 面積は、実際の長さに直してから計算します。長方形の面積は「たて × 横」なので

80×100=800080 \times 100 = 8000

実際の公園の面積は8000m²です。

ここで大事な注意があります。「地図上の面積を2000倍すれば実際の面積になる」と考えてはいけません。長さが2000倍になると、面積はたてと横の両方が2000倍になるので、2000×2000=40000002000 \times 2000 = 4000000 倍(400万倍)にもなるのです。面積を求めるときは、かならず先に長さを実際の長さに直しましょう。

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