整式の整理と展開
のように、文字と数の積(単項式)を足し合わせた式を整式といいます。文字の部分が同じ項(同類項)はまとめて整理します。整式どうしの積は、分配法則を使ってすべての項を掛け合わせることで展開できます。
3乗の公式も数学IIで頻出なので、いまのうちに覚えておくと得です。
複雑な式は、共通のかたまりを1つの文字とみなす(おき換える)と見通しがよくなります。たとえば は とおけば と計算できて、
が得られます。
因数分解
因数分解は展開の逆の操作で、整式をいくつかの整式の積の形に直すことです。方程式や不等式を解く場面で何度も使う、高校数学で最重要の計算技術です。
実数・平方根・絶対値
実数は、 のように分数で表せる有理数と、 や のように表せない無理数に分けられます。有理数を小数で表すと、有限小数か循環小数になります。
分母に根号があるときは、分母を有理化します。分母が の形なら、 を分母分子に掛けると、 で根号が消えます。
1次不等式
不等式は、両辺に同じ数を足しても引いても不等号の向きは変わりません。両辺に正の数を掛けても向きは変わりませんが、負の数を掛ける(割る)と不等号の向きが逆になります。ここが方程式との最大の違いで、いちばんミスが出るポイントです。
連立不等式は、それぞれの不等式を解いて、数直線上で共通範囲を求めます。「 かつ 」なので、両方を満たす部分だけが答えです。