中1数学 1次方程式
答えと解説
答えが合っていても、解説を読んで「なぜそう解くのか」まで確認すると力がつきます。 解説を読んでもわからないときは、AIに質問してみましょう。
−1、0、2 のうち、方程式 3x−1=5 の解はどれか。
答え
2
解説
それぞれの値を左辺 3x−1 に代入し、右辺の 5 と等しくなるかを調べます。
x=−1 のとき: 3×(−1)−1=−3−1=−4 で、5 と等しくない。
x=0 のとき: 3×0−1=0−1=−1 で、5 と等しくない。
x=2 のとき: 3×2−1=6−1=5 で、右辺と等しい。
よって、解は 2 です。「解である」とは「代入すると等式が成り立つ」ということ。この確かめ方は、すべての方程式の検算にそのまま使えます。
等式の性質を使って、次の方程式を解け。
(1) x+7=4
(2) −4x=24
答え
(1) x=−3
(2) x=−6
解説
(1) 左辺を x だけにするため、両辺から 7 をひきます。
(2) x の係数を 1 にするため、両辺を −4 でわります。
検算します。(1)は −3+7=4 で成立。(2)は −4×(−6)=24 で成立。(2)のように負の数でわるときは、答えの符号(負 ÷ 負 = 正、正 ÷ 負 = 負)に注意しましょう。
次の方程式を解け。
(1) 5x−3=12
(2) 2x+5=x−1
答え
(1) x=3
(2) x=−6
解説
(1) 左辺の −3 を、符号を変えて右辺に移項します。
両辺を 5 でわって
(2) x の項を左辺に、数の項を右辺に移項します。右辺の x は −x となって左辺へ、左辺の +5 は −5 となって右辺へ。
検算します。(1)は 5×3−3=12 で成立。(2)は左辺が 2×(−6)+5=−7、右辺が −6−1=−7 で一致します。移項では「符号を変える」ことを絶対に忘れないように。
方程式 7x−4=3x+8 を解け。
答え
x=3
解説
x の項を左辺に、数の項を右辺に集めます。3x を左辺へ、−4 を右辺へ移項して
両辺をそれぞれ計算して
両辺を 4 でわって
検算すると、左辺は 7×3−4=21−4=17、右辺は 3×3+8=9+8=17 で一致します。両辺に x がある方程式は、「x は左、数は右」と機械的に整理するのが確実です。
比例式 x:6=5:3 を満たす x の値を求めよ。
答え
x=10
解説
比例式では、外側の項の積と内側の項の積が等しくなります(a:b=c:d ならば ad=bc)。
外側の積は x×3=3x、内側の積は 6×5=30 だから
両辺を 3 でわって
確かめると、10:6 は両方を 2 でわると 5:3 になるので、確かに等しい比です。
次の方程式を解け。
(1) 3(x−2)=x+8
(2) 5x−2(x−4)=2
答え
(1) x=7
(2) x=−2
解説
かっこをふくむ方程式は、まず分配法則でかっこをはずします。
(1) 左辺のかっこをはずして
移項して
(2) −2(x−4)=−2x+8 です。−2×(−4)=+8 と、符号に注意してかっこをはずします。
検算します。(1)は左辺 3×(7−2)=15、右辺 7+8=15 で一致。(2)は左辺 5×(−2)−2×(−2−4)=−10+12=2 で成立。(2)のように、かっこの前が負の数のときの符号ミスが最も多いので、はずした直後に一度見直しましょう。
方程式 0.7x−1.5=0.2x+1 を解け。
答え
x=5
解説
係数が小数なので、両辺に 10 をかけて係数を整数に直します。右辺の 1 にも 10 をかけるのを忘れないこと。
移項して
両辺を 5 でわって
検算すると、左辺は 0.7×5−1.5=3.5−1.5=2、右辺は 0.2×5+1=1+1=2 で一致します。「小数の項だけに 10 をかけて、整数の項にかけ忘れる」のが典型的なミスです。両辺のすべての項にかけましょう。
方程式 32x−1−2x−2=1 を解け。
答え
x=2
解説
分母の 3 と 2 の最小公倍数 6 を両辺にかけて、分母をはらいます。
分配法則でかっこをはずします。−3×(−2)=+6 に注意して
左辺を整理して
4 を移項して
検算すると、左辺は 32×2−1−22−2=33−0=1 で右辺と一致します。分母をはらったら、分子には必ずかっこをつけること。2×2x−1 のようにかっこを忘れると符号や値がくるいます。
x についての方程式 2x+a=5x−9 の解が x=4 であるとき、a の値を求めよ。
答え
a=3
解説
「解が x=4」とは、x=4 を代入すると等式が成り立つということです。そこで方程式に x=4 を代入します。
8 を移項して
確かめとして a=3 のときの方程式 2x+3=5x−9 を解くと、−3x=−12 より x=4 となり、確かに解が 4 になります。「解を代入すれば成り立つ」という解の定義に立ち返るのが、このタイプの問題の定石です。
1個 120 円のりんごと1個 80 円のみかんを合わせて 12 個買ったところ、代金の合計は 1200 円だった。りんごとみかんをそれぞれ何個買ったか。
答え
りんご 6 個、みかん 6 個
解説
りんごを x 個買ったとすると、合わせて 12 個なので、みかんは (12−x) 個と表せます。
りんごの代金は 120x 円、みかんの代金は 80(12−x) 円で、合計が 1200 円だから
かっこをはずして
960 を移項して
りんごは 6 個、みかんは 12−6=6 個です。どちらも 0 以上 12 以下の整数なので、問題に適しています。検算すると 120×6+80×6=720+480=1200 円で合っています。「合わせて 12 個」から一方を 12−x 個と表すのが、この型の問題のポイントです。
何人かの生徒に鉛筆を配る。1人に4本ずつ配ると 20 本余り、1人に5本ずつ配ると 6 本足りない。生徒の人数と鉛筆の本数を求めよ。
答え
生徒 26 人、鉛筆 124 本
解説
生徒の人数を x 人とし、「鉛筆の総数」を2通りに表します。
4本ずつ配ると 20 本余るので、総数は 4x+20 本。
5本ずつ配ると 6 本足りないので、総数は 5x−6 本。
同じ鉛筆の総数だから
移項して
生徒は 26 人。鉛筆は 4×26+20=104+20=124 本です。
確かめると、26 人に5本ずつ配るには 5×26=130 本必要で、124 本では 130−124=6 本足りず、問題に合っています。「余る」は足す、「足りない」はひく。ここを逆にすると符号がすべて狂うので、式を立てたら必ず意味を読み直しましょう。
弟が家を出発して、毎分 60 m の速さで駅に向かって歩き始めた。その 10 分後に、兄が同じ道を毎分 210 m の速さで自転車で追いかけた。兄が出発してから何分後に弟に追いつくか。また、追いつくのは家から何 m の地点か。
答え
4 分後、家から 840 m の地点
解説
兄が出発してから x 分後に追いつくとします。「道のり = 速さ × 時間」を使って、2人の進んだ道のりを表します。
兄が進んだ道のり: 210x m
弟は兄より 10 分早く出発しているので、歩いた時間は (x+10) 分。弟が進んだ道のり: 60(x+10) m
追いついた瞬間、2人は家から同じ地点にいるので、進んだ道のりが等しくなります。
かっこをはずして
60x を移項して
よって、兄が出発してから 4 分後に追いつきます。追いつく地点は、家から
より 840 m の地点です。
検算すると、弟は 4+10=14 分歩いて 60×14=840 m 進んでおり、確かに一致します。追いかけの問題は「進んだ道のりが等しい」、ただし「2人の進んだ時間はちがう」という2点を整理できれば、式は自然に立ちます。
体育館に長いすを並べて生徒が座る。1脚に6人ずつ座ると4人が座れない。1脚に7人ずつ座ると、最後の1脚には3人だけが座り、ちょうど全員が座れる。長いすの数と生徒の人数を求めよ。
答え
長いす 8 脚、生徒 52 人
解説
長いすの数を x 脚とし、「生徒の人数」を2通りに表します。
6人ずつ座ると4人が座れない(余る)ので、生徒の人数は 6x+4 人。
7人ずつ座る場合は、最後の1脚だけ3人なので、7人ずつ座るいすは (x−1) 脚。生徒の人数は 7(x−1)+3 人。
同じ生徒の人数だから
右辺のかっこをはずして
移項して
長いすは 8 脚。生徒は 6×8+4=52 人です。
確かめると、7人ずつなら 7 脚に 49 人が座り、最後の 1 脚に 52−49=3 人。確かに問題に合っています。「最後の1脚には3人」のような条件は、7x−(足りない数)ではなく「7(x−1)+3」と場面をそのまま式にするのが正確です。ここを雑に処理すると1ずれるので要注意です。
5% の食塩水と 10% の食塩水を混ぜて、8% の食塩水を 300 g 作りたい。それぞれ何 g ずつ混ぜればよいか。
答え
5% の食塩水を 120 g、10% の食塩水を 180 g
解説
5% の食塩水を x g 混ぜるとすると、合計が 300 g なので、10% の食塩水は (300−x) g です。
食塩水の問題では、「ふくまれる食塩の重さ」に注目します。食塩の重さ = 食塩水の重さ ×100濃度 です。
5% の食塩水にふくまれる食塩: 1005x g
10% の食塩水にふくまれる食塩: 10010(300−x) g
できあがる 8% の食塩水 300 g にふくまれる食塩: 1008×300=24 g
混ぜる前後で食塩の合計の重さは変わらないので
両辺に 100 をかけて分母をはらいます。
かっこをはずして
3000 を移項して
5% の食塩水は 120 g、10% の食塩水は 300−120=180 g です。どちらも 0 より大きく 300 より小さいので、問題に適しています。
検算すると、食塩は 120×1005=6 g と 180×10010=18 g で合計 24 g。30024×100=8 となり、確かに 8% です。混ざっても変わらないのは「食塩の重さ」であって濃度ではない、というのがこの問題の核心です。